公開日
2026.04.28
慢性疾患セルフマネジメントプログラム治療と仕事の両立支援プログラム(HWSSP)紹介・体験会を開催しました
2026年4月23日、「慢性疾患セルフマネジメントプログラム(CDSMP*1)」およびピーペック独自開発の「治療と仕事の両立支援プログラム(HWSSP*2)」の紹介と体験会を、会場とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。

サービス概要
ピーペックでは病気をもちながら働く従業員や企業を支援するための新たなサービスを開発しています。当日は、みんなでつくろう、これからの医療プロジェクトに参画している様々な病気をもつ当事者が集まり、プログラムの紹介と、実装に向けたディスカッションを行いました。
本イベントは公益財団法人 洲崎福祉財団助成事業(令和6年度継続助成)を受けて実施しました。
2つのプログラムを組み合わせた「自分らしい働き方」へのアプローチ
本イベントでは、ピーペックが提供を目指す2つのプログラムの概要を紹介しました。
- 慢性疾患セルフマネジメントプログラム(CDSMP)
スタンフォード大学で開発された、慢性疾患をもつ人向け(疾患の種類を問わない)自己管理技術獲得支援プログラムです。週1回2時間半、全6回のワークショップを通じ、「やりたいことをする」ための自己管理を学びます。 - ヘルスケア&ワークスキルサポートプログラム(HWSSP)
CDSMPで培った自己管理の土台をもとに、仕事に特化した「個別的な就労課題」を解決する実践的スキルを習得するための、1回2時間半ピーペック独自のプログラムです。

CDSMPとHWSSPの一部を実際に体験してもらい、プログラムに対するディスカッションを行いました。そのほか、職場で困ること(皆さんの実体験など)も共有しました。
体験会では、
①CDSMP「問題解決法」のワークショップ
②HWSSP「自己紹介・職場での自己開示」の2つを実施しました。

①CDSMP「問題解決法」のワークショップ
問題解決法では、まず問題を特定し、解決策を考えるための段階を身に着けます。
当日は、「間食の甘いおやつがやめられない」という身近な課題に対し、参加者からは「手の届きにくい場所に保管する」「カロリーを可視化する」「お菓子に子供の名前を書いて心理的なブレーキをかける」といった、アイデアが出ました。自分のアイデアだけでなく、他者からのアイデアも試すことで、解決の糸口も広がります。
②HWSSP「自己紹介・職場での自己開示」ワークの紹介
職場で自分の病気を開示するかどうかは、とてもセンシティブなことです。病気を話すかどうか、誰に話すかは重要ですが、それを練習したり、皆で考える機会は多くありません。
私たちのプログラムでは、自身が今の職場で仕事を続けていく上で必要と感じたときに、職場の誰が、何を理解してくれたら仕事がしやすくなるかを考え、必要な人に必要なことを伝えられるスキルの獲得を支援したいと考えています。
当日の体験会では、自己開示の際重要なこととして、下記を共有しました。
- 症状だけでなく、具体的な配慮(横になりたい等)を伝える。
- できないことだけでなく、貢献できることを併せて伝える。
- 体調には波があることを理解してもらう。
- 一度では伝わらない可能性も考え、すべてが伝わらないことも理解しておく。
単に正確な病名を伝えるのではなく、相手(職場)への影響を考えたコミュニケーションの重要性も共有されました。
参加者の声
体験後の意見交換では、当事者や企業側の視点からも多くの貴重なフィードバックをいただきました。具体的な仕事への影響を伝えることは、企業にとっての安心感につながるという声や、
周囲で働く同僚や上司向けの研修の必要性、病気の有無に関わらないこうしたプログラムの機会提供の可能性も示唆されました。また、プログラムのスケジュールと体力的な兼ね合いについても指摘いただきました。今回いただいた意見は、今後の開発に生かしてまいります。
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【開催概要】
- 日時: 2026年4月23日 18時00分~
- 会場:株式会社エスケイワード TOKYO BRANCH
- 形式: 会場およびオンラインのハイブリッド開催