活動実績

みんつくゼミナール2024第2回「病気をもつ人の"こえ"が届く社会へ 〜医療政策と私たちの役割~」を開催しました。

PPeCC

2024.12.13

2024年11月24日、みんつくゼミナール2024第2回「病気をもつ人の"こえ"が届く社会へ 〜医療政策と私たちの役割~」を開催しました。

みんなでつくろう、これからの医療プロジェクト<People's Power flow into Healthcare : PPH>は、あらゆる人が立場を超えてこれからの医療を一緒に考え、創っていくためのプロジェクトです。
病気をもつ人、ライフサイエンス企業、医療者、研究者といった立場の異なる人たちが協働し、これからの医療をつくるにはまずお互いを知ることが必要であることから、2022年より、「みんつくゼミナール」と題したセミナーを開催してきました。3年目となる「みんつくゼミナール2024」は、全4回のセミナーを開催します。

みんつくゼミナール2024

https://mintsukuseminar.studio.site/

今回は講演とワークショップの2部構成で行い、病気をもつ人、支援者、患者会関係者、ライフサイエンス企業関係者など総勢36名(ワークショップ18名)の方にご参加いただきました。

第1部は株式会社千正組 代表取締役社長 千正 康裕氏より、「病気をもつ人の"こえ"が届く社会へ」と題して、政策の定義や政策づくりのプロセス、現在の課題、取り組み方について講演いただきました。

政策とは政府独自のリソースを活用して社会課題を解決するため営みのことで、その中でよりよい社会を実現するためには当事者の"こえ"が重要であるとし、政策に関する基礎知識から市民ができる取り組み方について解説されました。
また、当事者の"こえ"を政策に反映するためには協働が不可欠であることから、仲間づくりの必要性や、多様なステークホルダーに理解を得るために重要なポイントについても言及され、協働の在り方を深く考える機会となりました。
講演を受けてのQ&A・ディスカッションでは、病気をもつ人に対しての行政からのアプローチについて質問が出されました。

講演では、具体例を交えてやさしく解説されており、受講者からは「医療政策については難しい印象をもっていましたが、かみ砕いて説明していただきわかりやすかった」、「初心者にも大変わかりやすく整理されており、非常にありがたかった」などの声をいただきました。
難しく思われがちなテーマですが、政策が身近に感じられる内容となっていますので、ぜひアーカイブ動画をご覧ください。

第2部のワークショップでは、「病気をもつ人の"こえ"が届く社会へ 〜医療政策と私たちの役割~」をテーマに、4つのグループに分かれてワークショップを行いました。それぞれの立場で感じている困り事を挙げたうえで、それらを解消するための政策立案について意見交換をしました。
各グループからの発表では、参加者自身の持病による困り事として医療費の負担が大きいことから慢性疾患をもつ人、その家族に対する確定申告の控除や、医療の地域格差是正のためにオンライン診療の整備や補助金の交付の意見が出るなど、さまざまなアイデアが発表されました。

講演会とワークショップを通して、病気をもつ人にとってより良い社会を実現する手段として、さまざまな立場の人が手を取り合い、当事者の"こえ"を伝えていくことの必要性が再認識されました。
また、日常的な悩みや困り事から"こえ"を集め、立場を超えて話し合うことで、思わぬアイデアや解決の糸口が見えてくるなどの気づきを得ることもできました。いきなり「政策」となるとハードルが高くなってしまいがちですが、こうした積み重ねがより良い政策へ近づくための一歩になるのかもしれません。

私たちピーペックは、こうしたゼミナールの場も未来に繋がるPPIであり重要な"こえ"を上げるための機会であると考え、活動を広め、継続していきます。

アーカイブ動画

当日の写真

開催概要
開催日時:2024年11月24日(日)13:00~15:30
開催方法:Zoomミーティング
参加費:無料
主催:一般社団法人ピーペック みんなでつくろう、これからの医療プロジェクト
協賛:アステラス製薬株式会社/アストラゼネカ株式会社/EAファーマ株式会社/第一三共株式会社/日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社/ノバルティス ファーマ株式会社/ファイザー株式会社/ブリストル・マイヤーズスクイブ株式会社