公開日
2024.11.15
みんつくゼミナール2024第1回「医薬品を公平に手にするために、私たちができること 〜くすりの未来、みんなで考えよう!~」を開催しました。
2024年10月27日、みんつくゼミナール2024第1回「医薬品を公平に手にするために、私たちができること 〜くすりの未来、みんなで考えよう!~」を開催しました。
みんなでつくろう、これからの医療プロジェクト<People’s Power flow into Healthcare : PPH>は、あらゆる人が立場を超えてこれからの医療を一緒に考え、創っていくためのプロジェクトです。
病気をもつ人、ライフサイエンス企業、医療者、研究者といった立場の異なる人たちが協働し、これからの医療をつくるにはまずお互いを知ることが必要であることから、2022年より、「みんつくゼミナール」と題したセミナーを開催してきました。3年目となる「みんつくゼミナール2024」は、全4回のセミナーを開催します。
今回は講演とワークショップの2部構成で行い、病気をもつ人、支援者、患者会関係者、ライフサイエンス企業関係者など総勢43名(ワークショップ18名)の方にご参加いただきました。

まず、日本製薬工業協会 産業政策委員会 ドラッグラグ・ロス タスクフォース サブリーダー 小林信教氏より、「医薬品産業の現状 ドラッグラグ・ロスを中心に」と題して、ドラッグラグとドラッグロスの定義、歴史的経緯、現在の課題や取り組みについて講演いただきました。
製薬協と医薬品産業の概要に始まり、ドラッグラグの歴史から「2000年代=前期ドラッグラグ」、「2010年代後半以降=後期ドラッグラグ」と定義し、それぞれの違いから考える現在の状況と対策など、ドラッグラグ・ロスについて深く考える契機となる講演でした。患者市民参画(PPI)の重要性や、海外企業への日本市場の魅力発信の必要性についても言及されました。
講演を受けてのQ&A・ディスカッションでは、参加者よりAIの活用可能性や海外と日本の保険制度の違いなどの質問が出されました。
講演の詳細は、ぜひアーカイブ動画をご覧ください。

第2部のワークショップでは、4つのグループに分かれて意見交換を行いました。「医薬品を公平に手にするために、私たちができること〜くすりの未来、みんなで考えよう!〜」をテーマに、それぞれの立場で置かれている現状と、今後やっていきたいことを話し合いました。
患者の”こえ”を届ける方法、こえを繋げる場や企業と患者のコミュニケーションの必要性、医療費負担や情報アクセスの問題など、さまざまな立場から意見が交わされました。
講演とワークショップを通して、薬の重要性や供給されることの有り難さ、当事者のこえを聞くことの必要性が再認識されました。医療費が限られる中、日本でどの薬を使っていくかという問題に関しては、病気をもつ人のリアルなニーズ(こえ)が重要です。
私たちピーペックは、こうしたゼミナールの場も未来に繋がるPPIであり重要なこえを上げるための機会であると考え、活動を広め、継続していきます。
アーカイブ動画
【当日の写真】

開催概要
開催日時:2024年10月27日(日)13:00~15:30
開催方法:Zoomミーティング
参加費:無料
主催:一般社団法人ピーペック みんなでつくろう、これからの医療プロジェクト
協賛:アステラス製薬株式会社/アストラゼネカ株式会社/イーピーエス株式会社/第一三共株式会社/日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社/ノバルティス ファーマ株式会社